ちょっと一休みしてみませんか?
        <トピックス、名言、拾い読み、etc.>
前ページへ 次ページへ
2011-11-30  名言、いい言葉



あなたが一番無駄に過ごした日は、

笑わなかった日だ。

(シャンフォール)



負けたことがない男は、チャレンジしていないのです。こういう人は、失敗談を語れません。自慢話ばかりします。
人生において負けたことがないということは、最大の敗因です。
人生を豊かにできるかどうかは、あなたがどれだけ負けたかで決まります。

(中谷彰宏/作家)





2011-10-17  名言、いい言葉



『自分に誠実でないものは、
   決して他人に誠実であり得ない』 <夏目漱石>



 『人間関係で悩んでいる人は、
   他人との折り合いの悪さで悩んでいるのではありません。
   自分との折り合いの悪さで悩んでいるのです』 <J・マーフィー>




 エトセトラ <拾い読み>



◆質問形で心をつかむ


 ラジオを聴いていたら
 「○○してみてはいかがでしょうか?」
 という言葉が聞こえてきました。

 「夜景の見えるテーブルで
 お食事を楽しまれてはいかがでしょうか?」

 行楽地の情報を伝えるときには
 「今週末に出かけてみてはいかがでしょうか?」
 といった表現をします。

 「是非、お食事にご利用下さい。」
 とか
 「お誘いあわせのうえお出かけください。」
 といった強く訴える表現はしません。



 ◆質問形で減刑?


 心理学の実験に質問形を用いた次のような実験があります。

 ある大学の学生に一人の非行少年の話をします。
 少年の名前はジョニー。
 ジョニーは第二級殺人の罪を犯したのですが、
 大学生にその少年の刑期を決めさせます。


 弁護士がジョニーを弁護しますが、あるグループの大学生には次にように言います。
 「ジョニーはとても温和な少年です。」

 つまり、弁護士がジョニーの性格を強く断定するわけです。

 別のグループの大学生には次のように言います。
 「ジョニーは温和な少年だと思いませんか?」

 こちらは質問形を用いてジョニーの性格の判断を学生に委ねています。


 さて、この実験では前者と後者のグループでは、
 下す刑期の長さに違いが見られたでしょうか?
 あなたはどう思いますか?


 実はこの実験では後者のグループの方が短い刑期を下す傾向が見られたのです。



 ◆相手に決定を委ねる。


 この実験を行ったジルマンという研究者によると
 質問形の言葉はその決定を相手に委ねることになり、
 相手を良い気分にさせる傾向があるのだそうです。


 そして、断定的な表現は相手に押し付けがましい印象を与えるという結論を下しています。


 確かに人間にはあまのじゃくなところがあり、
 「こうしなさい!」とか「これはこうだ!」と断定されると反発したくなる時があります。


 あなたもセールスマンや販売員に
 「これは絶対お買い得です。素晴らしい商品です。」
 と言われて抵抗感が生じたことがありませんか?


 ・・・ということは!
 あなたも時にはお客さんに決定を委ねるセールストークを
 使ってみると効果的、ということです。


 「これは良い商品です!」
 ではなく
 「これは良い商品だと思いませんか?」
 と相手に結論を委ねる。


 「コスト削減に役立ちます!」
 ではなく
 「コスト削減に役立つとは思いませんか?」
 と相手に結論を委ねる。


 そうすると、相手は押し付けがましい圧力を感じないばかりか、
 そのような柔らかい表現で結論を委ねられると、
  自らその商品の良い点や効果を探し出そうとする力が働く、
 とも言われています。


 あなたもお客さんとの会話の中で
 そして交渉の席で質問形での柔らかい表現を
 使ってみてはいかがでしょう?
 (↑これも質問形にしてみました。)


 (今日の商売とビジネスに役立つ格言)
 『人間というものは、少しやさしすぎるくらいでなけりゃ。
 もともと十分やさしくあり得ないのだから。』
 (マリヴォー)

<【酒井とし夫】の1分で学ぶ集客・広告宣伝・販促メールマガジン mag0000257876 より>





2011-08-30  名言、いい言葉



「自分がいかにたくさんのものを すでに手に入れているか」

ということに気がついた人から順番に、

幸せ100%になっていきます。


(小林正観)





2011-07-29  名言、いい言葉



 『偶然は、準備のできていない人を助けない』 

 <パスツール>




 エトセトラ <拾い読み>



「ありがとう」は水臭い? =親密であればあるほど感謝できない心理とは=



親密な関係にある人にほど「ありがとう」「大好きです」を言いにくいと思うことがあります。

死ぬほど恥ずかしく感じたり、よくわからないけれどどうにも「イヤ」という気持ちになるのですが、心の中では、相手に深く感謝しているし、恨みつらみがあるわけでもない。なのに、どうしてこんな気持ちになるのでしょう。

いったい「何が」そんなに「イヤ」なのでしょうか。
ヒントは、親密感のルーツである母子関係にありそうです。



●親密感のルーツは「お母さんと赤ちゃん」


私たちがこれまでで一番「親密感」を感じた記憶をたどると、多くの人にとっては、赤ちゃんの時の、母親か母親に替わる誰かに世話をしてもらった頃になります。

泣けばとんできてくれる。お腹がすいたのか、おむつが濡れたのか、暑いのか、寒いのか、痛いのか、不安なのか、説明しなくても、お母さんが察してくれる。身体は離れたけれど心はまだ一つ、という時代の身体の記憶のようなものです。

この「察してもらえる」状況は、とても安心感があって、大事にされている気持ちがあるので、この時に感じる「いっしょだ」「ひとつだ」という感覚が、私たちが求める「親密感」のイメージになることが多いです。



●「言葉にしなくてもわかってほしい」は「甘え」


ところが成長するに従い、お母さんが一方的に察してくれる関係は終わります。

子供のニーズもだんだんと複雑になり、コミュニケーションの手段として「言葉」を使うようになります。見ようによっては、「お母さんと赤ちゃん」という二人で1セットだった関係が、子供が成長し、自立して、親から離れて、二人の独立した人間として生きる上で必要となるコミュニケーションの道具として、「言葉」があるわけです。

もしも、「親密感」=「察する関係」=「言葉にしなくてもわかる」だとすると、「言葉」にすることで、何だか一番大事なものを失ってしまいそうな怖さや寂しさ、悲しみが出てきそうな感じがしませんか?

赤ちゃんは、お母さんに育ててもらって「ありがとう」とは思いませんし、第一、そのための「言葉」ももっていません。でも、お母さんは、赤ちゃんに愛を感じます。

もともと日本人は、「察する関係」「言葉にしなくてもわかる」関係を、とても幸せ感にあふれるものとして、大切にしてきました。だからこそ、「空気を読む」なんて表現もあるのでしょう。私たちには、「言葉にしなくてもわかる」ことを美徳とする文化があるのです。

それをわざわざ「育ててくれて『ありがとう』」と言ってしまったらぶち壊しで、かえって親密な人との間に距離感や分離感を感じそうです。一言で言えば、水臭くてかなわない、ということになります。

「言葉にしなくてもわかってほしい」は誰しもが持っているニーズです。でも、そのルーツを考えてみると、それは赤ちゃんの時の幸せ感が欲しい、という究極の甘えなのかもしれません。



●「甘える」ことは悪いこと?


ここまで読んで、「イヤ」な気持ちになった方も少なくないかもしれません。
というのも、親に「ありがとう」と言葉にするのが苦手なのは、むしろ、世間的にはしっかり者と思われている、自立している人に多いのではないかと思うからです。

そういう人ほど「甘え」を自分に禁じているのに、「言葉にしなくてもわかってほしい」というのは究極の甘えだ、言われるとのけぞりたくなるのではないでしょうか。

ところが、ここに悲しい物語が隠れていることが多いのです。
病気や、家族関係、お金の問題などの外的な理由から、成長の早い段階で、社会的に、金銭的に、あるいは距離的に、親から自立しなければならないと、人は、甘えたい気持ちを封じ込んで頑張ります。

でも、せめて心の中では「親密感」を感じていたいと思うのが人情でしょう。「言わなくてもわかっていてくれる」が心の支え、ということもありますよね。

言葉や行動で親に「甘えられる」人にとって、「ありがとう」と感謝を言葉にして「親密感」を損なうと感じることは少ないでしょう。言葉や行動で甘えられないからこそ、「言わなくてもわかる関係」が親密感の砦のようになってしまうのだと思います。

親に「ありがとう」と「言葉」にすることで、親との間に生まれるちょっとした距離感が、甘えられない人にとっては「イヤ」でしかたがないのかもしれません。それが唯一の心の「甘え」だとしたら、手放したくないものです。

このような場合、親からの自立は、ほんの少しずつ「水臭さ」を受け容れていくことで実現するのがいいように思います。小さなことで甘えてみる。小さなことで「ありがとう」を言ってみる。小さなことで「ありがとう」と言ってもらう。

そんな「小さな」甘え合いと、少しの水臭さを積み上げることで、大きな「ありがとう」を言い合える大人どうしの信頼関係が築けるのではないでしょうか。


<メルナガ: カウンセラー発! すぐに役立つ心理学講座 より>
 




2011-06-30  名言、いい言葉



 うつくしいものを

 美しいと思える

 あなたの

 こころが

  うつくしい


  <相田みつを>





 エトセトラ <拾い読み>



--- ベッドですべて、見て。仮面を外す心理術 ---



では、質問です。

あなたには、恋人がいます。

さて、この恋人が、将来「ダメな男」「ダメな女」にならないかどうかを見極めたいと思いました。

こんなとき、つきあっているときに、どこを観察すればいいでしょうか?


1「あなたにたいしての振る舞いをずっと見る」

2「あなたの友達にたいしてどう振る舞うかを見る」

3「まったく二人に関係ない人にたいしてどう振る舞うかを見る」




◆ 予想外の事実には。

「こんな男だとは思わなかった…!」
「こんな女なんて、知らなかった…!」

そんな風に、長くつきあった段階で、相手の本性が判明することって、結構あるものです。

実際、誰もが、最初は優しい顔をして近づきます。

でも、それは「仮面」や「化粧」。

その気持ちが互いに冷めるにつれて、仮面が外れたり、また相手の化粧の下の顔が見えてくることも多いものです。

つきあっているうちならまだマシですが、それが分かったのが結婚後だとすると、かなり大変なことになります。

ではその仮面の下の顔を、早いうちから見極めるには、どうすればいいのでしょうか?


その答えはシンプル。

実はアメリカの心理学者デビッド・ギヴンズによると、

「その人の本質を見極めたいなら、自分たちと『まったく関係ない人』にたいして、どう振る舞うかを見ることが大切」

とされています。

たとえばレストランで、ウェイターさんが水をこぼしたときに、どう反応するか。
オーダーが遅いときに、どう対応するか。
または街を歩いているときに人にぶつかったとき、どう行動するか。
友達に、どういう態度を取っているか。

このときの相手の対応は、「あなたとの愛が冷めたとき、あなたにする対応」
そのものです。

もし、怒ったり怒鳴ったりするなら、それはいつか、あなたがちょっとしたミスをしたときに、同じように怒るでしょう。

逆に冷静に指摘するなら、やはりあなたにもそう接するでしょう。

何も言えないのなら、あなたにも何も言えない可能性が高いでしょう。

いずれにしても、今はあなたに好かれたいと思っているからこそ、必死に仮面をかぶって装っているだけ。

「カレ、私にはすごく優しいの…」
「あのコって、僕がどんなことしても、笑って許してくれるんだ…」

そんな風に、「あなたに向けられた顔だけ」を見て、全部を分かった気になるのは、大間違いなのです。

ですので、とにかくつきあっているときに、相手の「仮面の下の本性」を、少しでもいいから見つめることが大事。


そしてもし「こういう傾向もあるかも…」ということだけでも知っておけば、万一の時にも、少しは落ち着いて対応することができるはずです。

すなわち正解は、3番です。




◆ 格下を見ることで。

これはビジネスでも同じこと。

あなたは、上司である。
大切な取引先である。
偉い先生である。

そんなとき、相手はあなたのことを、本当にチヤホヤしてくれるはずです。

でも、それはまさに、「仮面」。
あなたの立場が、悪くなったとき。
もしくは相手の方が出世したとき、突然に態度が変わるかもしれません。

また、ちょっとしたことで、裏切る可能性だってあるでしょう。

これを見る一番の方法は、やはり相手が、相手より格下の人間にどう対応しているかを見ることです。

それはイコール、あなたがスキを見せたときの、相手の対応。



◆ ベッドで分かる、相手の心?

さらにさらに。
ここからは、ちょっとした応用を。

実は恋愛において、大切なのは「ベッドでの行動」なのです。

といっても、ここでは「夜の話」ではありません。

「朝」です。


たとえば、あなたと恋人で、旅行に行ってみてください。

その帰りに、相手は、簡単なベッドメーキングをするでしょうか。
または部屋の中を、多少なりとも片付けるでしょうか。

それとも放りっぱなしのまま、出るでしょうか。


実際にベッドがゴチャゴチャだとしても、それを見るのは掃除係の人。

これは、普通に考えたら、
「見られても恥ずかしくない人」です。

ある意味、「恋愛対象外の、他人」です。

すなわちそれは、付き合いが長くなったときの相手を象徴しています。

ですのでそこで片付けない人は、男性でも女性でも、いつか長期的な結婚生活に突入したとき、片付けない可能性があります。


逆に。
あなたが片付けたとして、相手が、

「そんなことしないでいいのに…」

というなら、相手は「絶対に家事を手伝わないタイプ」です。


さらに逆に言えば、わざわざそれを片付けるという行為を行うことによって、相手に無意識に、

「あ、このコは真面目に家事してくれそう…」

という、家庭的なイメージを与えることができます。


いずれにしても、旅行というのは、たくさんのハプニングが起こるもの。

見知らぬ人と会話をするなど、たくさんの「他者」と関わることはもちろん。

予定通りに、電車が来ない。車が渋滞する。

そんな「ハプニング」に、相手がどう対応するかが分かります。

よく「結婚前に同棲すると、相手のことが分かる」と言います。
しかし1年の同棲より、1泊の旅行の方が、ずっと相手の本当の性格が分かるものです。




人は誰でも、多かれ少なかれ、仮面をかぶっているものです。
ただそれが、厚いか薄いかの違いだけ。

本当の気持ちをひた隠しにして、厚い仮面をかぶっている本人こそが、もしかして一番苦しんでいるかもしれません。


もし、あなたが相手の本性を見た上で、それでも相手が好きだと思うのなら…。

そのときは、仮面もその下も、すべて含めて、愛してあげることです。

あなたの腕や首を切り離すことができないように、相手の心の、嫌な部分だけ切り離すことなんてできません。

それをしようとすれば、相手はより気持ちを閉ざしてしまいます。

変える方法は、たった一つだけ。


「私はあなたの全部が好き。」

そんな言葉を、あなたの大切な相手や、あなた自身に言い聞かせてみてください。

それこそが、もっとも気持ちを安らげていくことになるんです。

<メルマガ「セクシー心理学」より>





2011-05-31  名言、いい言葉




生きることは、変わりゆくこと。

変わり行くことを受け入れること。


親に背き子は旅立つ。それが親子の宿命だ



<「いい言葉ねっと」 http://www.e-kotoba.net/>





2011-04-26  名言、いい言葉



ある熱烈なファンが尋ねた。

「どうしてあなたはそんなふうにピアノの音を自在に操れるのですか?」

アルトゥール・ルビンシュタインはこう答えた。

「音の出し方はほかの方々と大差ありませんよ。

 音と音の合間はべつですが−」

 そう! まさに芸術はそこにあるのです。

(アルトゥール・ルビンシュタイン)



2011-03-31  東日本・太平洋沖大震災


ー この度の震災により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます −



時は春、四季折々の移ろいの中でも取り分け美しい桜の季節が、日本を彩るはずでした。3月11日、史上最大といわれる大地震、津波が東日本の太平洋側を襲いました。

壊滅的打撃を受けた被災地区の物流は停滞し、東日本各地で節電が叫ばれ生活必需品が市場から消えています。福島の原子力発電所の破壊、放射性物質の拡散により、農産物や水道水の汚染状況が、テレビや新聞で日々刻々と伝えられています。破壊された発電所の修復処理に最悪の事態も予想され、また廃炉という最終処理にも年単位の膨大な時間がかかるそうです。

今、日本各地でサッカーや野球、そしてコンサート等の様々なチャリティイベントが催しされています。被災地域への義援金や募金にもかつてない高い関心が寄せられています。義援金送付の経験は今回が初めてという方は意外と多いのではないでしょうか。(私もその一人ですが)

東京都では今年のお花見・宴会は中止、ライトアップもないそうです。節電・自粛ムードで町や駅は閑散としてタクシーやお店の悲鳴が聞こえそうです。

日本経済が減速して20年、そしてさらなる険しい道のりを余儀なくされるとき、このまま自粛ムードでいいのか、それとも経済を活性化するためにも予定された計画は粛々と行い、積極的な生活行動をとるのがいいのか意見の分かれるところです。

ガソリン需要が逼迫する中で、国難に臨んでも、備蓄・70日分のわずか3日分しか市場に放出しない政策よりも、既成概念にとらわれない政策を実行できる強いリーダーの出現を、歴史は今、要請しているのです。




2011-02-28  名言、いい言葉



最高の出来事が

起こるのではありません。

起こった出来事を

最高のものにできる人がいるのです。


(ハーバードの人生を変える授業、タル・ベン・シャハー)




2011-01-14  名言、いい言葉



安心して住める家がないわけではない。

   安らかな心がないだけである。


充分な財産がないわけではない。

   満足する心がないだけである。


   <墨子>



 エトセトラ <拾い読み>



-- ハーレム状態? 男心と女心/組織の心理学 --

ヒロシ:「なあ、大勢の男の中に女が一人いるのって『紅一点』って言うよな」
タロウ:「うん」
ヒロシ:「じゃあ、大勢の女の中に男が一人ってなんて言うか知ってるか?」
タロウ:「うーん、『黒一点』かなぁ」
ヒロシ:「正解は・・・『ハーレム』だよ」


◆紅一点の効果

世の中、意外に紅一点という状態は多いもの。
・男子中心のスポーツ系部活での、女子マネージャー。
・男性ばかりの営業部での、女性アシスタント。
・理系の多い研究所での女性研究員。。 等々

この『紅一点』の状況は悪くはないようで、男性ばかりが集まる状態に比べてチームとして上手くいくことが多いようです。
男性ばかりのチームに女性が少しでも混ざると、「女性に良いところを見せたい」という向上心がさらに追加されます。また、その女性から褒められた場合には大きな達成感を感じるようになります。
これが、紅一点の効果です。


女性がいると、チームの男性の士気が上がりやすくなるのです。
又、女性が男性と同じ仕事をする場合よりも、女性がサポート役に回った場合の方がチームの士気向上に対する効果が大きいのです。


◆紅一点』の反対 『ハーレム』について

大勢の女性の中に、男性が1人。経験したことのない男性にとっては、ハーレムのように思うかもしれません。ところが、実際は(人によっては)そうではなかったりします。

ハーレム状態をパターンで分けると2種類になります。


(1)女性に好意を寄せられやすいタイプの男性がハーレムに入り込む

(2)一般的に普通の男性がハーレムに入り込む

この違いで、女性の動きが変わってきます。


(1)女性に好意を寄せられやすいタイプの男性がハーレムに入り込む

一見、男性がモテて、すごいハーレム状態になりそうなのがこのパターンです。
ところが、実際はその男性はそれほどモテない状態になったりします。
というのも、女性同士の間で「彼には手を出さないこと」という暗黙のルールができやすいからです。そのうち、空気を無視してその彼とくっつこうとする女性が現れると、その女性が叩かれることになります。全体として、グループの空気があまり良くならないのがこのパターンです。

女性だけのグループに、イケメン男性を一人を放り込んでもグループ全体の士気はあまりあがらないのです。


(2)一般的に普通の男性がハーレムに入り込む

このパターン、実は組織で上手くいくパターンの1つと言われていたりします。
というのも、女性だけでグループを作ると派閥ができやすいのですが、男性が1人でも入ることによってその派閥化のパワーが薄れていきます。

女性のグループに普通の男性が入ってくると、グループ全体としての士気が上がります。

ただし、1つ注意点があります。
それは「その1人の男性が女性の攻撃対象となる可能性がある」ということです。
どうしても、女性同士の空気を男性が読み切れないことによって「なんか、あの人空気読めないよね〜」という感じで男性が見られてしまうことが多いのです。

ハーレム状態に向いている男性は
・いじられるのが好きな人
・女性化できる男性
・まったく空気を読めない人です。

・いぢられるのが好きな人
→人にツッコミをされるのが好きな人で、指摘されたり言われたことを自分にとっての笑いや快感にする能力のある人です。このタイプの人が一番女性のグループに入るのに向いています。

・女性化できる男性
→女性に完全にとけ込むことができるタイプの男性です。女性同士が話をしている中で「そうだよねー、これかわいいよねー」と普通にできる・・・という男性、実は結構いたりします。

・まったく空気を読めない人
→「空気を読まない人(実際は空気を読む力がある)」ではなく、そもそも「空気を読もうともしない人」がおすすめです。
女性陣とのちょっとした敵対関係になりますが、本人が気づかなければ、問題無しなのです。(多少女性陣はイライラしますが、派閥化を防いだり、女性同士の連携が強くなったりと、良いことの方がたくさん起きます)

このように、グループとしてみた場合には「男女」の組み合わせはすごく重要な要因になります。
組み合わせによっては士気が上がったり下がったりします。最適な組み合わせを知っておけば、グループを作るときに良い参考情報として使えます。


<織田隼人氏の心理学: http://m-cocolog.jp/より>





前ページへ 次ページへ 7 6 5| 4 3 2 1
このページのトップへ